基礎工事に続いて行なわれたのは、給排水の宅内配管工事および雨水浸透枡の設置工事でした。
ちなみに上下水道の本管から敷地内への引き込みはまた別。今回はそこから先、敷地内の配管の話です。
といっても工事は平日に実施されて一日で終わってしまったので、鳥男は過程を見てないんだけどね。
鳥男が現場に行ったときは次のように完了していました。
こちらはトイレ |
風呂&洗面所 |
そしてキッチン配管 |
赤がお湯で青が水の配管なのかな。そしてグレーのパイプが排水ですね。
雨水の処理は浸透枡で行ないます。浸透枡は敷地内に6箇所設置。位置や個数はくみきハウスさんにお任せしました。
雨水浸透枡とは雨水を一旦溜めて、地面に浸透させるための設備。簡単にしくみを説明をすると、下図のように底と壁面に穴の開いたマスの周りを砕石で囲って地面に埋設してあります。
画像は横浜市環境創造局のHPよりお借りしました |
この浸透桝、絶対に設置しないといけないというものではありません。
地域によっては雨水は側溝や下水に排出してしまうところもあるみたい。ただしそうなると雨の日には大量の雨水が各住宅から排水溝などへと流れ込むことになり、場合によってはオーバーフローしてしまうことも。近年はゲリラ豪雨が増えたこともあって、よりそのリスクは増しています。
特に都市部ではほとんどが舗装された土地のため、雨が降ると地面に吸収されずに排水溝に流れ込みます。そこで、自治体によっては雨水浸透枡の設置に補助金が出るところもあります。
各住宅に降った雨をそれぞれの敷地内で処理することで、オーバーフローのリスクを減らすわけです。
で、一応鳥男も自治体から補助金が出たりしないかを確認してみましたが……そんなものはありませんでした!
そもそも側溝がないし、周囲を畑と田んぼに囲まれていて雨水を吸収してくれる土地は山ほどあるわけだから補助金が出るわけないか(笑)
ちなみに飯田市は雨水浸透桝の設置に補助金が出るようです。
む、同じ長野県でも飯田は都市部だというわけか……。
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