2017年1月23日月曜日

インターホンと郵便受けは玄関扉から遠ざけよう

こんにちは、鳥男(とりお)です。

今回はインターホンと郵便受けの取り付け場所について考えてみたいと思います。この2つ、あんまり深く考えないで決めちゃう人も多そうだけど、鳥男は家づくりを始めた当初から心に決めていたことがありました。

それは「インターホンは玄関扉脇にはつけない!」ということ。

鳥男たちはクローズド外溝にするつもりはないし門も造る予定はないけれど、少なくとも門柱だけは造ってそこにインターホン&郵便受けを設置したいと思っていました。


なんで玄関扉脇に付けたくないのか。それは防犯上の理由から。きっかけは何年か前に見たテレビ番組です。

その番組では泥棒の手口について紹介していたんだけど、その中の一つに押し込み強盗というのがありました。宅配便の配達員などを装い、住人が扉を開けたところでそのまま家の中へ侵入するというものです。その対策の一つとしてインターホンを遠ざけることが上げられていたわけ。

押し込み強盗犯は来客を装ってインターホンを押します。当然家主がでてくるまではインターホンの前で待っているわけですよね。で、玄関扉を開けた瞬間に宅内に押し入ってくるわけだけど、インターホンと玄関扉の間に距離があればそれは未然に防げるということになります。

オーケー、オーケー。もちろん突っ込みどころがたくさんあるのは認めます。“インターホン押してからすぐ玄関扉前に移動してるかもしれない”“距離が離れていても押し入ろうと思えば別に可能”などなど……もちろんその通りです。

それでも犯人の心理としては、他に玄関脇にインターホンのある家はゴロゴロしてるのだから、わざわざリスクの高い家を選ぶ理由はないわけです。気休めかもしれないけど、鳥男は「インターホンと玄関扉は離すほうがメリットがある」と感じました。

押し込み強盗とまではいかなくても、セールスだったり宗教の勧誘だったりも「敷地内に入れずに外側で待たせる」のは有効だと思いませんか?


さらには心理的な境界線を引きたいという狙いもあります。家の周囲をぐるりと柵や壁で囲うのであれば境界は明白ですが、でも鳥男たちは今のところそうするつもりはありません。そこでポイントとなるのがインターホンの位置だと鳥男は思うのです。

自分が他人の家を訪れるときのことを想像してみてください。人の敷地に入るのは何となく後ろめたさがありますよね?そのときに自分が通行できる範囲はインターホンの前までじゃありませんか?

同様に見知らぬ人物が我が家を訪れたときも、一般的な常識のある人ならばインターホンが門柱にあるのに玄関前までづかづかと入ってきたりはしません。インターホンの位置というのは来訪者に対して「ここまでなら入っていいよ」という境界線を示すアイテムなのです。

インターホンを門柱にするなら当然郵便受けも門柱にすることになりますよね。玄関扉に設置してしまうと郵便屋さんは玄関前まで入ってきてしまうので、門柱はその存在意義を失うことになってしまいますから。

ではインターホンや郵便受けを門柱に付けることのデメリットは無いのかというと、以下のような点がデメリットとしてあげられることが多いです。

  • 雨の来客時、お客を雨の中待たせることになる
  • 郵便物を雨の中とりにいかなくてはならない。郵便物が濡れるおそれがある
  • インターホンの配線費用が掛かる

いずれも鳥男的にはメリットに比べてたいしたデメリットじゃないかな。来客があるのは事前に分かってるだろうし、他の二つも許容できる問題です。

というわけで、鳥男はインターホン&郵便受けは断然門柱派です。


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