くみきハウスに対して、実際に建てた家を見学したいとお願いしていた鳥男。くみきハウスから連絡があり入居後7年ほどの家を見学させてもらえることになりました。
見学させてもらった家は2階建て。１階にはLDKとリビング続きの和室で床はサクラの無垢床+ヒートポンプ式温水床暖房。２階には床暖房はなしで、吹き抜けもなし。内壁は漆喰塗りでした。
鳥男が特に注目してみたのは、
・無垢床+床暖房はどうか？
（暖かさはどうか？無垢床の暴れはないか？）
・漆喰の仕上げはどんな感じか？
まず無垢床と床暖房の組合せについて。これが一番気になっていました。
ネットなどで調べると無垢床に床暖房を設置すると、床板が反ったり、すき間が大きく広がったりする為、あまり推奨しないといった意見があちこちに……。床暖を導入する場合は床暖対応の無垢フローリングにする必要があるとも。
くみきハウスでそれに関して質問したときは「そんな心配はしなくても大丈夫」との回答だったけど、やっぱり少し不安。自分の目で確かめたいと思ってました。
で、気になる結果がどうだったかというと……鳥男の心配は杞憂だったようです。
気になるような床板の暴れは全く無し！たしかに床板のすき間は多少あいていたけれども、それは無垢床なら当然のことだし、床暖房だから特別そのすき間が大きいという訳でもなさそう。ちなみにこのお宅の家主さんは床暖の温度設定がかなり高め。これまでもずっとその温度設定で使用してきたって言ってたから、その環境でこの状況なら心配なさそうかな。
ネットで散見された「無垢床+床暖房の相性×」論がウソだとは思わないけど、それは一概に言えないんじゃないかと鳥男は思います。どんな床板を使ってるかにもよるだろうし、施工時のノウハウによるところも大きいかもしれない。あとは建てる地域なんかも影響あるかも。だから「無垢床+床暖房という組合せには何の問題もないです」と断言はできないけど、少なくともくみきハウスで建てる分にはその点は心配しなくてもいいかなぁと鳥男は思いました。これまでの打合せ中の社長の口ぶりからも床暖房に対する自信が感じられたし、鳥男自身もそんなに神経質じゃないしね。
それにやっぱり床暖房は超快適！音も風もなくて、部屋全体がぽかぽかと暖かい。最高です。
続いては漆喰塗り壁の仕上がりについて。
くみきハウスのモデルハウスは珪藻土塗りだったので、漆喰塗りを見るのは初めて。仕上げとしてはツルっと均一に塗っているのではなくて、ある程度コテの跡を残したような手塗り感のある仕上がりになってました。これは好みもあるかもしれないけど、鳥男的には雰囲気があってけっこう好きです。まぁ塗り方についてはこちらが要望を出せば応えてくれるとは思うけどね。
それより鳥男が気にしていたのは、ひび割れなどがないかということ。特に壁と天井の境目のラインとか。
くみきの家は木造軸組み工法です。木造の家なので季節によって多少の膨張・収縮があるもの。特に新築時はそれが大きい。ひどい場合はそのせいで壁にひび割れが出来たりするのだけど、どうやらそれも問題なさそうです。目立ったひび割れやすき間なども全然ありませんでした。
これが完成直後の家だと、その後どうなるのか分からないけど、この家は築数年経ってるし大丈夫そう。
あとは家主さんと社長がとても良い関係を築けているようだったのも印象的でした。
ここの家主さんは最初別の工務店で家を建てる予定だったみたいだけど、そこではいろいろと要望を出しても「これは無理」「あれは出来ない」と言われたんだとか。一方くみきではどんな要望に対しても一回も無理と言われなかったそうで……まぁとにかくくみきハウスのことをべた褒めでした（笑）
社長さんは「その話はいいから……」と苦笑してましたが、入居後数年経っても施主と建築業者がそういった事を言い合える関係を築けているのは魅力的ですね。
最大の懸念事項だった無垢床+床暖房の心配もやわらいだし、くみきハウスの評価が鳥男の中で上昇中です。
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