2018年1月29日月曜日

火災保険、地震保険について検討する

こんにちは、鳥男(とりお)です。

まだまだブログ上では工事が続いているのですが、リクエストをいただいたので今回は火災保険・地震保険について書きたいと思います。

鳥男たちが最初に火災保険を検討し始めたのは入居の3ヶ月前くらいかな。その後しばらく放置していて、実際に本腰を入れて動き始めたのは入居直前になってからでした。


まず最初に火災保険について簡単に説明しておきましょう。一応念押ししておきますが、鳥男の理解なので間違っている部分もあるかもしれませんからそのつもりで読んでくださいね。

火災保険は文字通り家が火災にあったときに適用される保険ですが、商品や特約によっては風水害や盗難被害まで(あとは火災時の残存物撤去費用や引っ越し費用なんかも)カバーしています。その辺の詳しい内容については保険屋さんに聞いて下さい。

地震保険は火災保険に付帯する保険で、火災保険では補償されない地震被害をカバーするものです。

とりあえず保険内容はおいておくとして、新築施主が覚えておくべきなのは、

①火災保険の加入は任意だが、住宅ローンを借りる場合は火災保険への加入が条件となっている場合がほとんど

②火災保険は1年更新だが、10年分まで一括で前払いができる

③地震保険の保険金額は火災保険の半額。最大5年まで。

④耐震等級3などの場合、保険料が安くなる

といったところでしょうか。保険金をいくらに設定するかによって支払う保険料は変わってきますが、新築の場合は住宅の購入金額をそのまま保険金額に設定するケースが多いようです。あとプラスして家財の分を上乗せ。

鳥男の場合、保険料は
建物:2700万円(≒家屋のみの建築費)
家財:500万円  としました。

保険会社が提示している家財の保険金額目安では
大人2名、子供2名、年齢35歳前後では1090万円が目安らしいけど……
「そんなにいらないよねぇ?」
「500万円あればある程度は揃うんじゃない?」
と保険料とのバランスを考えて大体で決めました。

  損保ジャパン日本興亜 家財の買い替え費用目安

前述の4項について簡単に説明すると、

はそのままです。新築で火災保険に加入しない人はほぼいないと思いますけどね。


②火災保険は1年更新だが、10年分まで一括で前払いができる
以前はもっと長い期間分まとめて払えたみたいだけど、少し前に最大10年までになりました。当然ですが1年単位で払うより10年分を一括で支払った方が保険料は割安になります。
ただし10年分となるとおそらく保険料は30万円くらいになるかと思いますので、最初の資金計画の段階で見込んでおくのがいいかと思います。
鳥男も10年一括で支払いしました。


③地震保険の保険金額は火災保険の半額。最大5年まで。
これもそのままです。なぜそう決められているかの理由は知りません(爆)
保険会社さんのサイトにそれらしいことがきっと書いてあると思います。


④耐震等級3などの場合、保険料が安くなる
鳥男の場合は耐震等級3だったため地震保険の保険料が数万円/10年(具体的な金額は失念)安くなりました。
耐震等級以外にも保険会社によってはなんらかの割引があるかもしれないので、家屋の各種認定については保険屋さんに伝えるといいかもしれません。


さて、前置きが長くなりましたが、では実際に鳥男はどのようにして火災保険の保険会社を選定したのか?

住宅ローン契約をしたJAでも火災保険の取扱いはあったからまとめて頼んでもよかったんだけど、やっぱり一応比較検討しとかないとね(笑)

というわけでJAからはパンフだけもらってきて、他にも数社のパンフをもらってきたんだけど……パンフだけ見ても違いがさっぱりわからない。

で、結局「ほけんの窓口」に行くことにしました。

「ほけんの窓口」はその場で複数の保険会社の見積もりを出してくれるし、内容の違いなんかも説明してくれるので分かりやすいです。
過去にも別の保険で相談に行ったことがあったので、今回も比較的早い段階で「ほけんの窓口」に行こう!と思い至りました。
ちなみに窓口は土日もやってます。ネットで予約をしてから向かいました。

窓口では何社か紹介してもらいましたが、保険内容自体は各社そこまで変わらないみたいだったので、保険料の安さ中心で選びます。
最終的に鳥男たちが選んだのは富士火災

富士火災を選んだ理由は「水災」を外せたから。

水災とは“台風、暴風雨、豪雨等による洪水・融雪洪水・高潮・土砂崩れ・落石等により、保険の対象に30%以上の損害または床上浸水もしくは地盤面より45cmを超える浸水により損害が発生した場合”とのこと。

長野県は周りを山に囲まれてるせいか台風や暴風雨も少ないし、鳥男邸の周囲はひらけていて土砂崩れも考えにくい。立地的に浸水する可能性もほぼゼロです。
仮に鳥男邸が浸水するようなことがあれば、その時は市街地は完全に水没していて壊滅状態でしょう(笑)

水災を外すことで保険料を下げることが出来ました。ちなみに比較した他社はこの特約を外すことはできませんでした。

富士火災はネットからの申込みで保険料が10%割引になるとのことで、
①「ほけんの窓口」が基本事項を入力し鳥男専用のIDを発行。
②あとは自宅で鳥男自身がそのIDを使用して申込み。という流れでした。

前述のように
保険金額を2700万円+500万円に設定して
保険料は10年で約33万円でした
(地震保険1600万円/5年を含む)

後日、無事保険証券が自宅に郵送されてきました。
これで火災保険・地震保険の申込みはおしまいです。


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9 件のコメント:

  1. うっちゃん2018年1月31日 13:13

    早速ブログ書いてくださりありがとうございます!今ネットで比較する人も多いようですが、質問できたりするので窓口相談だと安心ですよね。

    押し付けられたら心配と思っていましたが、この記事を見て我が家もほけんの窓口行ってみようと思います(^^)

    家自体もそうですが外構、カーテン、保険など、検討するものが多すぎて大変です('A`lll)
    またブログ楽しみにしています♪

    返信削除
  2. はじめまして、私たちも信州で新築を建てたいと考えており、鳥男さんのブログすごく勉強になり感謝しています!
    やはり暖房をどうするかでものすごく悩んでいて、薪ストーブは面倒だしFFファンヒーターとはもうさよならしたいしエアコンだとちょっと心配で。。
    ぶっちゃけ床暖房で一冬越してみてどうだったかのか、光熱費はだいたいどのくらいか、教えて頂けるとものすごく有難いです(;_;)

    返信削除
    返信
    1. あひるさん。はじめまして。
      ブログ放置ぎみでごめんなさい(^_^;)
      住んでみての感想あれこれも、書きたいと思っているんだけど・・・。

      床暖房で一冬過ごした感想ですけど…最高でした!!
      何も不満はありません。そしてもう他の暖房方式には戻れない(笑)

      静かだし、風もないし、吹き抜けがあるから本当に暖かいかちょっと不安もあったけど、逆に吹き抜けのおかげで2階まで快適そのものでした。

      鳥男たちの使い方は電気代の高い日中は避け、17:00~9:00まで毎日ONしていました。基本的にそれで日中も寒くはなかったです。ただどうしても寒い日は早めにつけたりもしてました。

      電気代は一番寒い1,2月で約25,000円でした。
      鳥男たちの家はオール電化なのでこの電気代には給湯や調理も含みます。
      ちなみに床暖房をオンする前の9月の電気代は約5,000円でした。
      差額は約20,000円ですが9月は毎日シャワーだったのもあると思います。(冬は毎日お湯はってました)

      床暖の温度調整は10段階あるのですが、鳥男たちは結局下から2番目までのレベルしか使っていません。それ以上あげなくても十分暖かかった。

      というわけで、床暖房、かなりオススメです。
      電気代も安いですよね?これ。

      毎日つけっぱなしなので帰ってきて家に入った瞬間、あったかいし、朝起きた瞬間あったかい。さらに1階全面なのでどこにいてもあったかい。最高です。
      もうファンヒーターの前を取り合う必要はありません(笑)

      ただし、こうなるにはいくつかポイントがあると思います。
      ・1階全面に敷設(「リビングのみ」などはNG)
      ・気密、断熱がしっかりしていること
      ・ヒートポンプ式温水床暖房

      あとくみきハウスさんは配管回りをモルタルで固めていました。日中OFFでも快適だったのはこれが効いているのかもしれません。

      長々と書いちゃいました。
      床暖、オススメですが施工がきちんとできるところかは要確認ですよ。

      また質問あれば遠慮なく聞いてくださいね。
      鳥男も早く更新できるように頑張ります。

      削除
    2. わぁ、詳しくありがとうございます!とても参考になります。

      電気代、かなり安いですね!羨ましい限りです。それはソーラーパネルを設置しているからそんなに安く済むのでしょうか?ソーラーについても乗せるかどうかかなり悩んでいます。。

      あと、夏場暑い時はどうしていましたか?窓を開けるだけだと暑いのでしょうか?

      実は私たちはくみきハウスさんがある町に住んでいて、前向きに検討しているので詳しく教えて頂きすごく助かりました。夫婦共々鳥男さんのブログですごく勉強させて頂いているので、更新が再開するのもまた楽しみにしています♩

      削除
    3. いや、太陽光発電分なしで25,000円です。
      鳥男たちは4kwほど太陽光をのせてますが、冬でも8,000円くらい発電してくれていたので、実質は17,000円ってことです。

      かなり安いですよね。取り立てて節電していた訳ではないんだけどなぁ。最近の機器は省エネが進んでるってことですかね?

      まだ1年経っていないけど、このペースだと売電と買電がちょうどトントンぐらいになるんじゃないかなと思ってます。

      まぁ電気代は使い方や間取りによってもだいぶ差が出ると思うのであくまで参考ということで。

      夏場は…鳥男たちが入居したのが8月末なのでひと夏完全に過ごしてはいないのですが、基本的に朝晩の涼しい時間帯に窓を開けて冷たい空気を取り入れ、日中は窓は締めっぱなしでした。

      断熱性能が高いので日中は窓を開けない方が涼しさをキープできます。エアコンは一度も使いませんでした。

      これで快適に過ごせましたよ。瓦屋根や無垢床、漆喰壁だったのも一役買っているかもしれません。

      削除
  3. 鳥男さんお久しぶりです。
    あひるです。
    いつか家を建てたい!と思いながら、まだまだHM選びや勉強中の段階なのですが・・・

    今年の夏は本当に暑かったですね(T_T)鳥男さんのお家は夏どんな感じで過ごしましたか?また、前回のコメントに去年の夏はエアコンは一度も使いませんでしたとありますがエアコンは夏場のためにつけたのですか?おうちに全部で何台つけましたか?

    床下エアコン床暖房とでものすごく迷っています。

    返信削除
    返信
    1. あひるさん
      お久しぶりです。ブログ全然更新しなくてごめんなさい。
      でもコメントつけば通知があるので、こうしてお返事はできますf(^^;

      今年の夏は確かに暑かったですね!鳥男たちは基本「夜or明け方窓を開けて涼しい空気を取り込み、日中は締め切り」で過ごしました。
      それだけではさすがに暑かったので、リビング&寝室では扇風機を使ってましたが、エアコンは結局一度もつけていません。

      エアコンは1階の和室に1台だけです。アパート時代に購入したものがあったのでそれをそのまま持ってきました。
      鳥男邸の和室はリビングと一体になっていて、必要に応じて仕切れるようになっています。

      和室に付けたのは、
      ①夏場暑かった時に、リビングごと冷房できるように
      これは結果的に必要ありませんでした。クーラーなしでもなんとかなっているので。
      ②泊りの来客があった場合、和室で寝てもらうことを想定していたので暑ければ、冷房をかけられるように。
      寝る際は和室を締め切ることになるので、暑ければ冷房つけてもらえればいいや、と。自分たちは無しでも我慢すればいいけど、お客さんには我慢してもらいたくないしね。

      2階の子供部屋&寝室にも将来のためにエアコン用のコンセントは設置してありますが、窓を開ければ十分涼しいのでおそらく今後もエアコンを設置することはないでしょう。
      この辺は立地にもよりますよね。鳥男の家は風通しが良すぎるぐらい良いので……。住宅地では状況が多少変わるかもしれません。

      削除
    2. 暖房については……私見を言うと、床暖をオススメします。

      鳥男も検討時は悩みましたが、今振り返って一つ気付いたことが。それは床下エアコンは床下の空気を室内に取り込むということ。

      床下の掃除ってしませんよね?しかも基礎はベタ基礎だと思いますが、基礎には通風孔がついているので、実質屋外と同じです。
      新築のうちはまだいいかもしれませんが、築後年数が経過していくにつれ床下はゴミやホコリがだいぶたまってくるんじゃないかと思うんです。
      床下エアコンはガラリを通して、床下の空気を室内に取り込むので、結果的に床下のホコリっぽい空気を屋内に入れることになっちゃわないのかなぁ?と。

      これは換気システムにもいえることで、第一種換気の場合、熱交換システムなどを売りにしていることが多いですが、取入口から室内までの間に長いダクトを経由してくるんですよね。ダクトの中は掃除できないので将来ダクトが汚れてきたときに、汚れたダクトを経由した空気を室内に取り込むことになります。
      鳥男の家は第三種換気ですが、第三種のばあい取入口は壁からダイレクトなので経路も短く掃除も容易です。屋外へ排気するダクトは長いけど、どうせ外に出す空気なのでホコリっぽくてもあまり関係ありません。

      上記は鳥男の考えなのでメーカーはなんらかの対策をとっているかもしれません。気になるようでしたら確認することをオススメします。もちろん予算の都合もあると思いますので、そちらも含めてあひるさんに合った選択をしてくださいね。

      削除
  4. 詳しくありがとうございます!
    すごく参考になります。

    この夏をエアコンつけず過ごせたとは。。すごい!予備で家のどこかにエアコン用のコンセントひとつ付けとくくらいで良いのかもしれませんね。

    なるほど、たしかに。。掃除出来ない部分は年数が経つと気になりますな。。この冬に床暖のみの家と床下エアコンの家両方見せてもらってもっと勉強もしてみようと思います。

    また質問することもあるかもしれませんが宜しくお願いします!

    返信削除

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