続いては照明のプランニングです。
大手のHMなんかだとインテリアコーディネーターやプランナーさんがいて、照明のプランニングについても相談にのってくれたりするんだろうけど、くみきハウスにはそんな洒落た肩書きの人はいません。一応社長が叩き台として照明の配置図を作ってくれましたが、
「本当にこの配置、この数で不便はないのか」
「実際の明るさはどんな感じなのか?」
「ダウンライトがいいのか?シーリングがいいのか?ブラケットがいいのか?」
といった不安はありました。そこで鳥男たちがとった手段は照明機器メーカーに照明のプランニングを依頼すること!
照明機器メーカーにはオーデリック、コイズミ照明、パナソニック、DAIKO(大光電気)などがありますが、これらのメーカーは無料で照明プランを作成してくれます。
鳥男たちは最終的にコイズミ照明、パナソニック、DAIKO(大光電気)の3社に照明プランを作成してもらいました。
最近は住宅における照明の重要度というのが増している気がします。モデルハウスや雑誌などでも照明に力を入れている住宅をよく目にします。リビングにはこのシャンデリア!とかダイニングにはこのペンダントライト!とか思い入れがある人も多いみたいですね。
例によって鳥男たちはそこまでこだわりはないんだけど、リビングには吹き抜けがあるし、無垢床に真っ白な漆喰なので照明による演出効果の影響は大きそうです。くつろぎ空間を演出するのに効果的な照明はどのようなものか専門家の意見を聞きたいとは思ってました。
そこで鳥男たちは名古屋にあるコイズミのショールームに向かったのですが……その話は次回にして、今回は照明の基礎知識について確認しておきましょう。
現在の照明の主流はLED照明。蛍光灯や白熱灯に比べて省エネルギー、長寿命が特長。寿命は約40,000時間。使い方にもよりますが10年~15年程度の寿命。明るさや色合いを変更可能な調光・調色機能がついたものもあります。
照明はその取り付け方法により大きく以下の4種類に分けることができます。
①ダウンライト
②シーリング
③ペンダント
④ブラケット
①ダウンライト
写真のように天井に埋め込まれた形状の照明で最近の住宅では最もよく使われるんじゃないかな。価格も1つ2,000円程度~と安価。シーリングに比べて照射範囲が狭いため、複数個1セットで使われることが多いです。
LED素子の交換ができないタイプが主流。寿命が切れた場合は照明機器ごと交換となり工事が必要。素子交換が可能なタイプもありますが、値段は上がります。
②シーリング
天井に取り付けるタイプの照明。ダウンライトと異なり天井側も照らされるので光が回り込み、部屋全体が明るくなります。デザインも豊富なので、部屋に合わせて選ぶことができます。
子供部屋や和室などの居室に採用されることが多いかな。取り付け、取り外しが簡単にできます。値段は数万~数十万円と幅があります。
③ペンダント
シーリングは天井に直接取り付けますが、ペンダントは天井から延ばしたコードにぶら下がった照明です。吹き抜けなど天井からの距離がある場合、ダイニングなどの手元を特に明るく照らしたい場合に採用されることが多いです。
視界に入りやすいのでデザイン性が重視される傾向があると鳥男は思ってます。ただ照明がぶら下がってる光景はあまり鳥男の好みではありません。ホコリもたまるし……。鳥男嫁もあまりペンダント照明は好きではないので、鳥男邸で採用することはなさそうです。
④ブラケット
壁付けの照明です。玄関や寝室、階段などに使われます。横方向を目隠しして上下方向のみに光が向かうように設計されたものもよく見かけますね。そういった場合は間接照明として他の照明と組み合わせて使われることが多いかな。
それぞれの照明には、器具のデザイン以外にも色温度、消費電力、明るさ(白熱球何ワット相当か)などの違いがあります。
これは種類が多すぎて決めるのに一苦労。どこにどんな照明をつかったらいいのかさっぱりだし……。やっぱり専門家に聞いてみるのが一番。
というわけで、次回につづきます。
*照明写真はすべてコイズミ照明さんのものです
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