田んぼに家を建てるにあたっては分筆が必要です。まず最初に鳥男が思ったのは「コスト削減のために自分で分筆手続きができないのだろうか?」でした。
ただちょっと調べてみたところこれはちょっと難しそう。土地を分筆するには、測量や隣地の所有者立会いの元で境界確認が必要になってくるみたい。
測量は自分で出来ないから結局どこかに依頼することになるし、立会いの日程調整や書類作成などの労力を考えると土地家屋調査士に頼むのが無難そうです。もちろん金額にもよるけどね。
という訳で土地家屋調査士を探して見積りを依頼することにしました。
見積依頼先は、1つだけだと相場がよくわからないので複数にお願いすることに。とりあえず、鳥男嫁実家紹介の1件と、土地家屋調査士会のHP(リンク)で探した1件に見積依頼しました。
その間、ネットでも分筆費用の相場について調べてみたんだけど……30万円だったり50万円だったりそれ以上だったりかなり差があってあんまりあてにならない。
地域や土地の形によって差があるってことなのかな?
見積書はすぐに届きました。
気になる金額はというと、1件目が20万円弱で、2件目が25万円強。
あれ?思っていたよりかなり安い。ネットでの情報から20万円を切ることはないのかなぁと思っていたのでこれは嬉しい誤算です。対応も丁寧だったし、もうここに決めてしまおう!ということで1件目の土地家屋調査士さんに依頼することにしました。
まず最初に現在の田んぼをどのように切り分けたいのか希望を伝えます。
鳥男たちは100坪ほどの敷地を確保したいと思っています。再三言っているように、田んぼは隣接する道路より2m近く低い位置にあるのでそこまで盛土をする予定。
盛土の端面は擁壁ではなく法面(土羽)を考えています。2mの高さの法面を確保しようと思うと斜面の幅は約2.5~3.0mほど必要になってくるので、盛土をした上で敷地面積100坪を確保するために実際には田んぼは120坪ほど削減する必要があります。(下図参照)
と、ここでふとひらめいた鳥男。
「実際に工事をするのは120坪だけど、盛土後の上面分100坪だけを分筆すれば差の20坪分だけ固定資産税を抑えられるんじゃないの?」
つまりこういうことです↓
要は法面の部分を田んぼとするか宅地とするかの違い。
このアイデア、ちょっといいかなと思ったけど……よくよく検討してみるとちょっと不安もあったので、あっさりやめにしました。
今は鳥男嫁父所有の田んぼですが、もし将来的に手放したくなった場合に法面部分が田んぼだとトラブルの原因となりそうです。素直に法面の下部分の面積で分筆しておこうっと。
希望を伝えた数日後には早速測量が実施され、その後すぐに境界立会の日程調整がなされました。素晴らしく仕事が早い!
どうやらいい土地家屋調査士さんに巡り会えたようです。
さて、今回はここまで。
次回は隣地境界立会~分筆完了までを書きたいと思います。
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