最終見積から200万円削る！ その①

こんにちは、鳥男（とりお）です。

最終見積を出してもらった鳥男たちですが、提示された金額では予算オーバー。そこで見積内容を検討してコストダウンを図ります。

鳥男が考えたコストダウン案は以下の通り。

• 無垢床のオイル塗装を自分たちで実施
• 太陽光パネル搭載量を減らす
• キッチン、バスを施主支給にする
• 全てハイドア仕様となっていた扉を一部標準高さに変更
• 一部の造作収納棚をやめて市販品購入を検討
• 屋根の軒の出量を短くする
• 全ての窓上に設置されていた庇を一部削除
• 門塀の簡素化
• タイル床＆タイル腰壁としていたトイレを無垢床＆漆喰に変更
• タイル床としていた玄関＆ポーチを三和土仕様に変更
• 板張りとしていたリビング土間の内壁を他と同じ漆喰に変更
• 内壁の漆喰塗りを自分たちで施工

さらにくみきハウスからの提案事項として、

• 一部建具の材質変更
• リビング土間の造作掃き出し窓を引き戸から開き戸へ変更
• 別の土地造成業者を探す

ひとつずつ検証していきましょう。


①無垢床のオイル塗装を自分たちで実施
鳥男邸はほぼ全面カラマツの無垢床。このフローリング材はオイル塗装仕上げとなっていて、その塗装工賃が見積書には計上されていますが自分たちで行なうことで工賃を0円にします。
削減効果▲9万円


②太陽光パネル搭載量を減らす
当初はPanasonic製5.12kwを搭載予定でしたがこれを三菱電機製4.05kwへと変更。メーカーを変更したのはくみきハウスさんの奨めで、こっちの方がコストパフォーマンスがよさそうだからとのこと。
削減効果▲50万円


③キッチン、バスを施主支給にする
設備機器の施主支給を検討していた鳥男ですが、キッチン、システムバスの大物2点のみは長所・短所を勘案して施主支給にしていませんでした。

　キッチンを施主支給するといくらお得？

しかしコスト削減のためにこの2点も施主支給に。
削減効果▲30万円


④全てハイドア仕様となっていた扉を一部標準高さに変更
鳥男邸の建具は和室の襖以外はすべて高さ2400ｍｍのハイドア仕様となっていたんだけど、トイレや脱衣所の扉はハイドアじゃなくてもいいかなぁと。ただ、くみきさんに相談したところ金額的にはあまり変わらないとのことだったので結局この削減案は採用しませんでした。


⑤一部の造作収納棚をやめて市販品購入を検討
具体的にはシュークロークの棚とキッチンの背面収納棚など。くみきハウスではこれらの造作家具を家具業者に製作してもらう予定だったそうですが、その見積金額が30万円。
「それなら市販品のスチールラックとかを買えばもう少し安くなるかなぁ」
と社長に相談したところ、
「市販品だとサイズが合わないかもしれないから、木材やりくりして大工仕事でなんとか作るよ」
と言ってくださいました。
削減効果▲30万円


⑥屋根の軒の出量を短くする
鳥男邸の屋根は瓦葺きの切妻屋根ですが、軒の長さは全面910mmとかなり長めの仕様となっています。壁の保護などの観点から鳥男はこの長い軒を気に入ってたんだけど、コスト削減のために757mmに変更。これにより木材、瓦、雨樋などが削減できます。
削減効果▲10万円

他にも屋根勾配を緩くすることでも材料費の節約が可能だけど、屋根材によって必要な勾配は違うので注意しましょう。瓦屋根の場合、4寸勾配は確保したいところです。
それ以上緩い勾配にすると雨漏りのリスクが高まるので注意しましょう。


⑦窓上に設置されていた庇(ひさし)を一部削除
鳥男邸では切妻屋根の妻側（屋根がΛに見える側）の窓にはすべて庇が取り付けられていました。しかし軒も十分出ているし、２階の窓には庇はいらないだろうということで削除。
削減効果▲5万円


⑧門塀の簡素化
以前も書きましたが、鳥男はインターホンと郵便受けは玄関扉から離しておきたいと考えています。

　インターホンと郵便受けは玄関扉から遠ざけよう

で、そのためにコンクリート製の門塀を造るつもりだったんだけど……コンクリは高いのでやめてくみきハウスさんに木製の門塀を造作していただくことにしました。
削減効果▲6万円


さて、ここまでで半分。
残り半分のコスト削減案については次回詳しく説明していきます。


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