前回、前々回とフォレストコーポレーションの宿泊体験について薪ストーブを中心に書いてきました。今日はそれ以外の面も含めた全体的な感想について書きたいと思います。
宿泊した沖田展示場は広さ約40坪の大屋根の2階建て。1階にはLDKと和室、バス・トイレ、PCコーナーと土間サロン。そして大きな吹き抜け。その分2階はちょっと狭くて共有スペースと寝室に書斎コーナー、トイレといった構成です。
*フォレストの沖田展示場は閉鎖されてしまったとの噂を耳にしました。建物自体は残ってますが、現在展示場として使用されているのかは分かりません。なので宿泊体験は今はできないかも……気になる方は直接確認してみて下さい。
同じく宿泊体験をした、一条工務店のi-smartと比較して一番違いとして感じたのは開放感かなぁ。これは吹き抜けの有無や間取りの違いもあるかもしれないけど、鳥男がi-smartに宿泊体験して感じたのは「外界から隔離された自分たちだけの空間」という印象でした。
(一条工務店の宿泊体験記はコチラ)
周囲の環境に依存せず家だけで独立して成立してるっていうのかな。だから都市部でも田舎でも、寒冷地でも温暖地でも周りの環境に関係なく同じような暮らしができる。これは長所でもあるけど、鳥男にとっては短所でもあります。
フォレストの工房信州の家は、他の地域では成立しない可能性のある家です。ただその分長野県にはぴったりフィットした家ってこと。
大きな吹き抜けや土間サロンも、窓の外にある庭やその向こうに広がる田園風景、中央アルプスや南アルプスの山並みがあることで効果を発揮していると思います。これが住宅密集地ではその魅力は半減。
薪ストーブも薪の調達や保管場所、近隣の煙害などがそれほど問題にならない地域なので成立してますが、都市部ではこうはいきません。
鳥男はせっかく長野県という自然の美しい地域に暮らすのだから、外と内とを断絶してしまうのはもったいないと思ってます。自分だけの空間は個室で十分。リビングは家の中と外との繋がりを感じられるような空間にしたいなぁ。
おまけに鳥男の建築予定地は眺望が素晴らしい土地なので、それを活かすという意味でもフォレストの家のコンセプトの方が幸せに暮らせそう。
今気付いたんだけど、内と外の繋がりという面において吹き抜けとリビング土間はとてもいい演出かも。
頭上の空間は 個室<吹き抜け<空(屋外) と広がっていくし、
床面も フローリング<土間<地面(屋外) と広がっていく。
まさに屋外と屋内に繋がりのある空間って感じ。
今回の宿泊体験で、やっぱり鳥男はフォレストの家の雰囲気が好きだなぁと再確認しました。
そして、やっぱり薪ストーブは面倒くさいなぁとも……(笑)
薪ストーブもたまに使う分には楽しいんだけど、毎日は掃除が大変だし、薪の調達について常に頭を悩ませることになりそうだし……一晩明けたあとの炉内には結構な量の灰が残っていました。冬場は毎日火を焚くだろうから、灰の処理も結構な頻度でやらないといけないだろうなぁ。
宿泊体験してみて薪ストーブが鳥男の心を強く揺り動かしたなら、薪ストーブ導入も前向きに考えようかなぁと思ってたけどそこまでは至らず。むしろ後ろ向きかも。
薪ストーブがなしとなると、フォレストの家にする必然性が薄れてきた気がします……。薪ストーブも含めての総合的な空間プロデュースがフォレストの魅力なわけで、無垢床、塗り壁、吹き抜け、リビング土間など個々の内容はフォレストじゃなくてくみきハウスでも実現可能だし。(しかも床暖房敷設しても、おそらくフォレストより安い金額)
くみきハウスとはまだほとんど話をしていない段階なので、この時点では決められないけど……なんとなくHM選びのゴールが見えてきたような気がします。
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