2016年7月25日月曜日

外壁を比べてみる

こんにちは、鳥男(とりお)です。

今回は外壁によるメーカー比較をしてみましょう。
外壁は「サイディング」と「塗り壁」に大きく分かれますね。

そしてサイディングはさらに
「窯業系サイディング」
「金属(ガルバリウム鋼板張り)」
「板張り」
「タイル張り」
などに分けることができます。
各社の使用は次の通り。


メーカー標準仕様備考
フォレスト
塗り壁
グラナダ(菊水化学)
玄関周りは一部板張り
一条 i-smart窯業系
サイディング
OPでハイドロテクトタイル
ライフィット窯業系
サイディング
ガルバリウム鋼板も可
アルプスピア窯業系
サイディング
-
くみきハウス窯業系サイディング、塗り壁、板張り
などから自由に選択
コマツ住研窯業系サイディング、塗り壁、板張り
などから自由に選択




外壁材を検討するうえで考えるのは「耐久性(メンテ性)」「デザイン性」「コスト」「耐汚・防汚性」といったところでしょうか。

素材の耐久性のみで言えばどの外壁材でも問題ないと思いますが、それぞれメンテナンスは必要です。

メンテについては、
窯業系サイディングの場合10年くらいで目地の補修や再塗装が必要だとか言われますね。
板張りについても数年に1度は塗装や保護材の塗り直しが必要になってくるんじゃないかな。
ガルバも10年過ぎたくらいで塗り直しが必要になってくると思われます。

これら外壁の補修代は数十万~百万円以上とも聞くので、最初の施工費用は高くついてもメンテ費用が少なくて済むタイルや塗り壁を選んだ方がいいかなぁとも思えます。


塗り壁の場合はメンテにそこまで神経質にならなくてもよさそう。ただ、クラック(ヒビ割れ)が発生する恐れがあります。クラックの発生原因は様々ですが、代表的なものだと下地のモルタルの収縮によるもの。塗り壁の家を建てる場合は下地処理・工法などについてもしっかり確認しておきましょう。「どうせ専門的なことを聞いてもよく分からないから……」といって遠慮するのは勿体ない!

たとえ技術的なことはよく分からなくても、質問すること自体が相手へのプレッシャーになるし、すんなり回答できるかどうかで営業担当者の自社製品に対する理解の深さを確認することができます。何の根拠もなしに「今まで起こってないし、大丈夫ですよ」なんて答える営業担当者を鳥男は信用できません。

話を戻しましょう。塗り壁は雨や排気ガスなどで変色することもあります。軒を深くして外壁を雨から守る(窓枠を伝って流れた水の跡が残ることもあるので、窓の上に庇があればなお良い)。排気ガスの多い面(道路に面した側など)のみは板張りにする。雨による泥の飛び跳ねなどを防ぐ為に家の周囲に砂利を敷く。などの工夫があるとよいですね。

タイルは基本的にメンテフリーです。汚れにも強く、光触媒などによるセルフクリーニング機能を備えたものもあります(最近では窯業系サイディングにもセルフクリーニング機能をもったものがあります)。一条i-smartのハイドロテクトタイルはこれですね。デメリットは特にありませんが、コストが高いことと、デザインの好みが分かれることでしょうか?一条のi-smartはこのタイルのお陰で遠くからでもすぐ分かります(笑)


それぞれに長所・短所はありますが、鳥男の外壁材単体に対する個人的な評価を言えば、

タイル>塗り壁>板張り>ガルバリウム鋼板張り>窯業系サイディング

といった感じです。ただ、外壁材単体ではなくデザイン面も含めて総合的に考えるとちょっと変わってきます。

タイルは性能面ではいいんだけど、どうしても洋風の外観になってしまうのでちょっと好みから外れちゃうんだよねぇ。あとガルバ外壁は切妻屋根の家には合わなさ過ぎるので却下。

鳥男は屋根形状は切妻!と心に決めているのです。でもガルバサイディングの家はほとんどが陸屋根か片流れだよね。外壁保護や雨漏り防止の観点からも軒を深く出したい鳥男にとっては陸屋根も片流れもイマイチ……ガルバとはちょっと相性が悪い感じです。見た目は嫌いじゃないんだけどね。

という訳で外壁の第一希望は塗り壁です。サイディングほどメンテにコストがかからなさそうなのが魅力的です。見た目も好き。ただ汚れが目立ちそうなのがでちょっと心配です。

次点は板張り。板張りも窯業系サイディング同様に定期的なメンテは必要だけど、塗装や保護材の塗り直しならDIYでなんとかなりそう。目地のコーキングを自分でやるのはちょっと不安だけど、板材の塗装であれば自分でもなんとかなりそうじゃない?そうすればメンテのコストも多少抑えられそう。見た目も好みです。

それ以外の外壁材については鳥男的にはそこまで大きな差はないかな。前述の通りガルバは鳥男の選択肢からは外れますが。

というわけで、鳥男の最終的な外壁ランキングは、

塗り壁>板壁>タイル張り>窯業系サイディング>ガルバリウム鋼板張り

となりました。


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