ショールーム巡りパナソニック編第三弾トイレの巻
そうです!パナソニックはトイレも作っているのです。
鳥男が知っているトイレメーカーはTOTO、LIXIL(INAX)そしてパナソニックの3社。新築計画中の人のほとんどがこの3社から選ぶことになると思います。
いや、実際にはTOTOとLIXILの2択の人がかなり多いんじゃないかなぁ?アルプスピアホームやフォレストコーポレーションの標準仕様トイレはこの2社のみで、パナソニックは候補に入ってなかったし。
TOTOとLIXILは同じ陶器製で似ているところも多いけど、パナソニックのトイレは全くの別物。かなりユニークなのでぜひ一度見てみることをオススメします。
鳥男がショールームで見学したのは新型アラウーノとアラウーノSⅡ。名前がややこしいけど、最上位機種が新型アラウーノでその下の商品ラインがアラウーノⅡ。新型アラウーノはさらにタイプ1~3の3種類に分かれます。
パナのトイレの大きな特徴は、
- 樹脂製(有機ガラス系新素材)であること
- 排水がターントラップ方式であること
トイレの排水管には下水からのニオイの逆流を防ぐために、水を溜めている部分が存在します。これが排水トラップ。通常は排水管をS字形状などにしておくことで水を溜めておくのですが、アラウーノの場合はそこが駆動します。
百聞は一見に如かず。ターントラップ方式については下の動画をどうぞ。
ターントラップ方式の利点は、排水に重力の手助けを借りることができるため音が静かなこと。
そして、溜めた水を一気に排出するので少量の水でも勢いよく流せることだとか。
また、モーターを任意に駆動させることで水位の調整が可能。アラウーノには水位調整ボタンがついていて、お掃除の際にはボタン一つで水位を下げることができます。
さらにその特徴を活かした便利機能も豊富
樹脂製であることの利点は陶器にくらべて成形の自由度が高いこと。
そのおかげで、アラウーノはスキマのないスキマレス形状を実現しています。
- スキマレス
- 全自動おそうじ機能
- トリプル汚れガード
樹脂製であることの利点は陶器にくらべて成形の自由度が高いこと。
そのおかげで、アラウーノはスキマのないスキマレス形状を実現しています。
これは鳥男嫁にとっては魅力的だった様子。TOTOやLIXILも一応リフトアップはできるとはいえ、やっぱり汚れは溜まりやすいもんね。アラウーノならそもそもスキマが存在しません。
便器のフチも御覧の通り、フチレス形状で掃除しやすい!
全自動おそうじ機能
全自動おそうじ機能とは新スパイラル水流と激落ちバブルの二つの機能のこと。
新スパイラル水流は便器を立体成型することで水流をコントロールして便器内の汚れを流して落そうというもの。
ただし、これは他社にも同様の機能はあるし、目新しいものではありません。
面白いのは激落ちバブル。
アラウーノには写真のような洗剤タンクがついており、
(写真は新型アラウーノ。アラウーノSⅡは形状が異なります)
ここに市販の食器洗い用中性洗剤を入れることで、水を流すたびに洗剤入りの泡が便器を自動的に洗浄してくれます。
掃除が全く不要という訳にはいかないけど、ラクになるのは間違いないみたい。
嬉しい機能ですね。
トリプル汚れガード
上記の成形の自由度の高さと、ターントラップ方式、そして泡機能をフル活用したのがこのトリプル汚れガード。
①ハネガード
②タレガード
③モレガード
②タレガード
③モレガード
の3つからなります。基本的に3つとも男性の小便時の飛び散り防止策です。
飛び散り防止のため、最近は座ってする男性諸兄も多いらしいですが、③に至っては男性の座り小便時のモレ防止機能。
どれだけ信用がないのか!
世の中の男は一体どれだけの小便をトイレに飛び散らせているというのか(涙)!!
具体的には、
①ハネガード
便座開ボタンを押すと、自動的に水位が下がり、泡が出てきます(新型アラウーノの場合。アラウーノSⅡは手動では“ハネ抑制”ボタンを押す必要あり)
なんというハイテク機能!鳥男はこの機能を知った時、日本のトイレのあまりの進化具合に浦島太郎状態になりました(笑)
*LIXILは最近のモデルチェンジで「泡クッション」と称した同様の機能を実装しました。
②タレガード
③モレガード
②タレガードは立小便時、③モレガードは座り小便時に便器の外へのタレがないように、流れをせき止める形状となっていること。
なんというか、パナソニックの小便飛沫撲滅に対する熱い思いに涙を禁じえません。
鳥男嫁の評価が高かった点も紹介しておきます。
それはおしり洗浄ノズル
新型アラウーノの洗浄ノズルはステンレス製で1本だけ。これは掃除がしやすそうだと好評でした。ちなみにステンレスノズルは新型アラウーノだけ。アラウーノSⅡは樹脂製でおしり用とビデ用のツインノズルとなっています。
最後にアラウーノの短所として考えられる点を2つ。
まず樹脂製なので陶器に比べて質感が劣ること。
これは結構気になる人が多いようですが、鳥男は便器に高級感を求めていないので問題なし。
それから排水トラップがモーター駆動なのでその部分の故障の心配。
これに関してはメーカー側も念入りにテストにテストを重ねたようです。ネットを見ても故障の口コミはあまり見当たらないし……ここはメーカーを信じるしかないかな。不安な人は故障の心配がない他メーカーを選択した方がいいかもしれません。
ちなみに停電時には手動で排水することも可能です(新型アラウーノのみ電池も対応)
最後に座り心地の確認も忘れずに!
TOTOのトイレにはあまりフィットしなかった鳥男のおしりですが、アラウーノとは相性がいいみたい。
掃除面でも鳥男嫁に好評だったため、鳥男邸には新型アラウーノを採用予定です。
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