ショールーム巡り5社目はタカラスタンダード。
タカラスタンダードは他社に比べてショールームの数が多いです。現在鳥男の住む諏訪地域にもショールームあり。でも鳥男はあえて松本のショールームまで行くことにしました。
理由は松本のショールームがこの辺りでは一番大きそうだし、展示品も豊富だろうと思ったから。どうせ行くのなら、いろいろと現物を見て話を聞きたいもんね。
タカラの大きな特長は2つ。
一つ目はホーロー
キッチンもお風呂もとにかくホーロー推し!他社にはない独自の技術が魅力です。
二つ目は価格設定
見積り価格が他社の50%以下!なんてことも。もちろんコレには秘密があって……それについては次回書きたいと思います。
今回は、タカラ製のキッチンやシステムバスについて。
そもそもホーローとは何か?
ホーローとは鉄やアルミニウムなどの金属素材の表面に、ガラス質の釉薬を高温で焼き付けたものです。タカラスタンダードの高品位ホーローの場合、ベースは鉄。
その特長は
- 丈夫でキズがつきにくい
- 汚れが落ちやすい
- 保温性がある
- 基材は鉄なので磁石がくっつく
タカラのキッチンにはいくつかのラインナップがありますが、鳥男が見たのはエマージュ。ワークトップ以外の化粧板、キッチンボード、引き出しの底板などは全てホーロー製。
実演してくれましたが、とにかくキズ・汚れに強い!
ショールームのお姉さん、金ダワシを取り出してこっちが心配になるくらいの強さでゴシゴシとこすります。えええええぇぇ!そんなにイジメなくても……(゚Д゚ノ)ノ
でも大丈夫!キズもなく全くく問題なし!
さらに油性マジックで落書きしても簡単に拭き取り可能。と、実用性の高さを存分に証明してくれました。これだけキズや汚れに強いと、使う方も気を使わなくていいから楽だよね。
あと便利そうだったのが、各種マグネットアクセサリが充実していること。
ホーローは磁石がくっつくので、引き出しにつけられるタオル掛けや、キッチンボードにつけられる調理器具フック、調味料置き場 etc…
使いながら自分で自由にカスタマイズができていいなと思いました。DIYで棚なんかも簡単につくれそうですね。
逆に鳥男が感じたタカラキッチンの短所は、ホーロー以外の長所が希薄なこととデザイン面が他社より弱いことかな。
シンク回りやコンロ回りには特に目立つ機能はなかったし、デザインもホーローのせいかどうも無骨な印象。
ただその短所を補ってありあまるぐらいホーローはよかった!
鳥男は元々タカラキッチンに全然興味がなかったんだけど、話を聞くうちにタカラにしようか本気で検討したくらい。
そもそも鳥男たちはデザインに対する優先度は低いし、機能面もプラス要素が多いことよりもマイナス要素が少ないことを良しとします。だから質実剛健といったタカラのキッチンは好印象!
……ただし一つ問題がありました。そう、それは排水口。
タカラキッチンの排水口にはTOCLASで見たのと同様の十字の金具が入っていたのです。
(写真はTOCLASのもの。タカラの排水口写真は見つかりませんでした、ゴメンナサイ)
鳥男はホーローの良さに惹かれるところがあったけど、この金具がある時点で鳥男嫁はタカラのキッチンに対してかなり後ろ向き。キッチンの決定権は鳥男嫁にあるので、あえなく脱落となったのでした。
お次はシステムバス
浴槽ももちろんホーロー製。ラインナップには人大製のものもあるのですが、それはこの際置いておきます。鳥男の主観では人大製浴槽にするならタカラにする必要ないからね。
実は鳥男、このタカラ製のシステムバスが気になってショールームに行きました。ホーロー製だから汚れやキズが付きにくいし、保温効果も高いと聞いていたので。
実際の話を聞いてみてそれはどうだったのかというと……残念ながら期待していたほどではなかったかなぁ。
やっぱりキッチンと同じように、ホーロー以外の面でのアピールが弱かった印象。
値段も高めだったし(汗)……さすがキングオブバスという名前だけのことはあります(笑)
そうそう、ホーロー以外の特徴がもう一つありました。
それは耐震システムバス。
重い鋳鉄製の浴槽を支える必要もあったのでしょうが、タカラのシステムバスは浴室下の架台がかなりガッチリとしていて、震度6強相当の振動にも耐えうる強固な構造になっているのだとか。
耐震性にこだわりのある人にとっては、他メーカーにはないセールスポイントと言えそうです。
他にもタカラスタンダードは洗面台やトイレも作っているのですが……鳥男はあまり深くまで検討していないので、今回は割愛させていただきますm(_ _)m
ただし、洗面台やトイレも当然ホーロー推しです!
さすがに便器はホーロー製じゃないけど、床や壁はホーローパネル。
残念ながら鳥男邸には採用されなかったけど、お手入れ性重視の人にはオススメのタカラスタンダード。独自の道をひた走るメーカーの姿勢にも好感が持てました。
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