2017年1月19日木曜日

タイルメーカーのショールームに行く!~サンワカンパニー、アドヴァン~

こんにちは、鳥男(とりお)です。

前回までの記事で述べたとおり、鳥男邸ではいくつかの場所でタイルを使用する予定です。具体的には①玄関土間&玄関ポーチ、②リビング土間、③キッチン床、④トイレ床、⑤トイレ腰壁の5箇所。

それぞれのタイルをどんなものにするか選定しなくてはいけません。国内にタイルメーカーは数多くありますが鳥男たちがとりあえず候補として選んだのはサンワカンパニー、アドヴァンの2社。理由は単純で名古屋にショールームがあるから。

実は鳥男の実家は名古屋でして……実家に子供たちを預けておけば、鳥男たちはゆっくりショールーム見学ができるというわけ。名古屋でタイルといえば名古屋モザイク工業を連想する人も多いんじゃないかな。雑誌などで頻繁に目にします。

その名の通りおしゃれなモザイクタイルが揃っていて、世の奥様方には「キッチンや洗面所に可愛いモザイクタイルを」と希望する人も多いみたい。

ただし鳥男嫁の場合はモザイクタイル=目地が多い=掃除に手間がかかる=悪という考え方なので名古屋モザイクは最初から選択肢に入らなかったのでした。


ショールームへの訪問は、
①HPからカタログ請求 & ショールーム見学予約
②届いたカタログを見てあらかじめ目ぼしいタイルに当たりをつけておく
③ショールーム訪問 現物確認

といった手順で行いました。タイルは種類も豊富なのでショールームに行く前にカタログを見て、ある程度絞り込んでおくと当日の進行がスムーズにいくと思いますよ。

と、その前にタイル選びの基本的な点についていくつか書いておきます。


●タイルの値段と最小単位
タイルには最小販売単位があります。ものによって違うけど、鳥男の見た中では30cm角だと12枚、60cm角だと3~5枚のものが多かったかな。これより小さい単位では売ってくれません。

つまり最小単位12枚のタイルを13枚欲しい場合は24枚買わないとダメというわけ。タイルを選定する際には何枚必要なのかがわかっているとスムーズかもしれませんね。何枚必要かは施工面積から算出してください。

タイルのカタログには1㎡あたりの金額が記載されています。これがあるので大きさの違うタイルでも簡単に金額を比較できるんだけど、最小単位によっては最終的な支払価格が逆転する場合もあるので注意が必要です。


●タイルの種類について
各タイルは「屋内床」「屋外床」「屋内壁」「屋外壁」「浴室」などに分類されています。耐侯性や滑りやすさ(特に濡れたとき)などに差があるので、選定の際は気にした方がいいと思います。屋外床用を屋内に使うのは特に問題ないとは思いますが、逆はやめましょう。

とはいえ、例えば同じ屋内床用でも足触りはタイルによって結構違うので実際に試してみるのが一番です。鳥男たちも選定の際は裸足で踏んでみたり、靴下で踏んでみたり、スリッパで踏んでみたり……といろいろ試しました。


さて、それではショールーム訪問に戻りましょう。
最初に訪れたのはサンワカンパニーのショールーム。タイル以外にも洗面ボウルや建具なども展示されています。

予約していたので係員の人が一緒に回ってくれました。

やっぱりカタログで見るのと、現物とでは全然違うね~。色合いや質感、表面の光沢やザラザラ・ツルツル具合なんかは本物を見ないとわかんないなぁと思いました。

タイルの採用を考えている人は、ショールームに行くことをオススメしますよ。カットサンプルだけなら郵送で請求もできるけど、数に限りがありますよね。自分が請求していないサンプルはもらえないわけで……案外カタログ上では注目してなかったのが、現物を見てみるとよかったりするものです。

2時間ほどで目ぼしいタイルの選定を終え、各箇所2種類ずつ合計10種のサンプルをもらって帰りました。サンプルタイルは10cm×10cmにカットされたものが多かったけど、ものによっては製品サイズそのままのものも。在庫のなかったものは後日郵送で送られてきました。


別の日にはアドヴァンのショールームも訪れました。

こちらも事前に予約してあったんだけど、なんだか話がうまく通ってなかったみたいで「えっ?あ、まぁご自由に見学をどうぞ」って感じ。むむっ、最初からあんまり印象よくないぞ。

その後ひと通り見てみたんだけど、鳥男たち的にはあんまりいいのがなかったかなぁ。「このタイルよさげ」と思うものもあったけど、サンワカンパニーに同じような仕様でより価格の安いものがあるというパターンがほとんど。

結局、サンワより安くて鳥男たち好みのタイルはアドヴァンでは見つかりませんでした。とりあえずサンプルだけはいくつかもらって帰ったけどね。

ショールームを見ていて気づいたのが「在庫品限り」とか「モデル変更のため、割引」といった表示。タイルってモデルチェンジが早いのかな?

鳥男たちの家が建つのはまだしばらく先の話なのでそのころには採用しようと思っているタイルの在庫がなくなっている可能性もあります。もし気に入ったタイルがあった場合は在庫がなくなる(廃盤になる)前に買っておいたほうがいいかもしれませんね。置き場所は考えないといけませんが……。

鳥男たちの場合は「もし廃盤になってもきっと代替品がでるだろう」と考えて、この時点でのタイル選定はひとまず終わり。また家の完成が近くなってきたら見に行くことにしました。


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2 件のコメント:

  1. はじめまして!鳥男さんのブログの記事最初から読ませていただきました。私も諏訪に住んでおり諏訪市で注文住宅をこれから建てたいと考えています。…と言ってもまだ土地すら決まっていないんですがね(^^;; 住宅の知識も大してなく、本を読んだりHMから資料取り寄せたりとそんなところですが、無垢のフローリングは私の中でも絶対条件です!そして気になるのがやはり暖房。実は、私は諏訪に住み始めてまだ半年で、諏訪の冬も初体験。かなり衝撃を受けております(°_°)寒い…笑 なので、床暖欲しいなぁ〜なんて、そして無垢で床暖出来るの?から色々ネットサーフィンしてるうちに、鳥男さんのブログ発見!!住宅の好みが同じ!しかも地域もドンピシャ!いやぁ〜感動してこんな時間まで一気にブログ読んじゃいました(^^)そして本当に丁寧に調べて書いてくださってるこのブログ。どんな住宅本よりも参考、勉強になりました。ありがとうございます。これからも更新楽しみにしております。そしていつかは完成したお宅を見学させていただけたらなぁ〜なんて勝手に思ったり。。(勝手な妄想ですので、ここは聞き流してください(^^;; 長々と書いてしまいましたが、これからも記事を読みにちょくちょく来させていただきます(^_^)よろしくお願いします♪

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    1. necoさん

      はじめまして!4:30まで一気読みとは恐れ入りました!ありがとうございます^^「どんな住宅本よりも参考、勉強になりました。」とても嬉しいコメントです。

      長野の冬は寒いですよねぇ。鳥男も県外出身者なのでよく分かります。だから暖かい家は大事です。無垢床+床暖房は最強ですよね!まぁ鳥男もまだ住み始めてないんですが……(^_^;)

      諏訪に新築を考えているのですね。ぜひぜひいろいろなHMや工務店を回ってみてください!楽しいですよ~。鳥男はもう工事が始まっているので、他社のモデルハウス行くのもちょっと後ろめたいのです。大手を振ってモデルハウスや完成見学会に顔を出せたあの頃が懐かしい!笑

      ただ……諏訪は地盤が弱く、地盤改良はほぼ必須らしいのでご覚悟を(笑)なんてね。

      これからもよろしくお願いしますね。

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