建築現場では断熱材の取り付けが進んでいます。
以前書いたとおり、鳥男邸の断熱材は壁が高機能グラスウール、床と天井がスタイロフォーム(押出法ポリスチレンフォーム XPS)です。
断熱材の詳細はコチラの記事へ↓(リンク)
熱抵抗値~断熱材で比べてみる②
●壁
壁はグラスウールを使用した充填断熱。具体的には、
厚さ105mm,密度14Kのグラスウール
+厚さ50mm,密度10Kのグラスウールの組合せです。
ご覧の通りかなりパンパンに隙間なく詰まっています。
これを見て鳥男は京極夏彦の「魍魎の匣」を思い出しました。
「まづ棺桶が丸いのがいけない。
匣にするべきだ。そしてみつしりと詰める。
四隅の角まで、空気の入り込む隙間のないやうに念入りに詰める。
それでこそ安心だ。」
まぁ小説ではみっしりと詰まっているのは断熱材ではなくて人体ですけど……あぁ、なんか久しぶりに読み返したくなってきたなぁ。
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これだけみっしりと詰まっていれば、断熱効果も期待できそうです。素人目ですが丁寧に施工されているように感じました。
●天井・床
天井と床の断熱材にはスタイロフォーム(押出法ポリスチレンフォーム XPS)が使われています。厚さは100mm。
写真は天井の様子。
●浴室まわり
浴室まわりの断熱材だけは壁もグラスウールでなくスタイロフォームです。浴室まわりは湿気が多くなることが懸念されるので、念のためということでしょう。
ご覧の通り全周断熱材で覆われています。
システムバスにはオプションで浴室断熱材が用意されています。メーカーショールームで見積もりを取ったときはこの浴室断熱オプションが付いてました。
こちらから特に希望したわけじゃないんだけど、TOTOもパナも付けられてたんだよね。
「寒冷地だからそれが一般的なのかな」
と思ってあえて外さずにいました。
後日くみきハウスに確認したところ
「浴室まわりの断熱はこっちでやるから無しでいいよ」
とのこと。
で、上記の様に断熱していただきました。
ちなみにこの浴室断熱のオプション価格はTOTOサザナの場合17,000円(定価)でした。その分浮いてちょっとラッキー。
さて、こうして断熱材の取り付けが完了。
つづいてはシステムバスの搬入・設置です。
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