2017年5月8日月曜日

地盤調査実施~地盤改良の見積り金額

こんにちは、鳥男(とりお)です。

無事に盛土・造成が完了しました。
  田んぼに盛土をする その②~工事の様子~

つづいては地盤調査ですが、実は鳥男は以前に一条工務店の無料地盤調査を実施したことがあります。当時はまだHM/工務店選びも始めたばかりで間取りも決まってなかったけど……あれから1年。ようやく着工まできたんだなぁ(遠い目)
  一条工務店⑦~無料地盤調査



そのときの調査結果では田んぼのすぐ下に固い地盤があるという結果でした。鳥男たちはその上に2mほど盛土するので地表から支持地盤までは約2.5m程。一条の判断は「地盤改良は柱状改良(ソイルセメント)がよいでしょう」でした。

ただ、くみきハウスとしては一条がやった調査結果をそのままもらって「じゃあこれでいきましょう」とは言えないですよね。誰がどうやってやったかもよくわからない調査を基に地盤改良はできないし、保証もできない。だから再度の地盤調査が必要でした。

調査方式は一条とおなじスウェーデンサウンディング方式。調査自体は数時間で完了し、1週間ほどで調査結果と地盤改良の見積りが送られてきます。

調査結果は……当然ですが一条の結果とほぼ同じ内容。ただし地盤改良方法は
「表層改良」
「柱状改良」
どちらでもいけるというものでした。

地盤改良費の見積は
表層改良の方がちょっとだけ安くて約80万円。
柱状改良の場合は約90万円。
鳥男たちが事前に調べたところによると、表層改良は坪3万円程度、柱状改良は坪4~5万程度が目安とのことでした。鳥男邸の建坪は約25坪なのでおおむね想定通りの見積金額です。
鳥男たちは地盤改良費として100万円の予算を確保していたんだけど、予算内に収まりそうで一安心。

と、ここで少し地盤改良の方式について簡単に説明しておきましょう。地盤改良には主に以下の3つの方法があります。


①表層改良
現場の表土を重機で掘り起こしながら、セメント系固化材(粉末)と混ぜ、均して転圧します。主に良好地盤までの深さが2m程度のときに採用。他の方式に比べて安価。


②柱状改良(ソイルセメント)
良好地盤までの深さが2~8m程度と、表層改良での対応範囲より深い際に採用されます。地面に竪穴を掘りながら水とセメント系固化材を混ぜいれて土中にセメント柱を造るというもの。費用は他の2つの方式の中間程度。

ちなみにセメント系固化材を使用せずに砕石で柱を造るエコジオ工法というのもあるようだけど、どうも鳥男にはうさんくさい感じに思えて……ここでは省きます。興味のある人は調べてみてください。


③鋼管杭方式
上記よりも更に支持地盤までの距離が深い場合、8m以上のときに採用。その名の通り鋼鉄製の管(パイプ)を土中に打ち込みます。この3方式の中ではもっとも高価。諏訪は地盤が悪いのでこの方式が多用されると聞きました。だからあんまり広い土地を買いすぎると、地盤改良費がとても高くついて大変なんだとか。


一般には表層改良と柱状改良では前者の方が安くなるんだけど、鳥男の場合はそこまで金額差がありません。支持地盤までの深さがちょうど両方式の境目である2mくらいだったからかな。

表層改良の短所の一つに「固化材が風で舞うため隣家が接近している場所では周りに迷惑がかかるかもしれない」というのがあるんだけど、鳥男の場合は隣家まで多少距離があるので問題なし。ちょっとでも安い表層改良でいくことにしました!

が、ここで鳥男、地盤改良について情報収集中に気になる情報に出会います。
それは表層改良や柱状改良などのセメント系固化材を使用した地盤改良を実施した場合、稀に六価クロム(有害物質)が発生することがあるというもの。

どうする!?鳥男!!
次回に続く


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