今日から何回かは鳥男たちの家の各部屋の仕様についてお話したいと思います。間取りではありません。仕様です。
鳥男たちは工務店で注文住宅を建てる予定です。注文住宅は自由に間取りや内装を設定できるのが魅力だよね。
ただ大手のハウスメーカーには自由とは言いつつ各社ごとの規定や標準があってなにもかも自由という訳にはいきません。規格外の希望には対応できなかったり、コストが大幅にかかったりします。多少の制限はあるわけです。
その点工務店(だからなのか、くみきハウスだからなのかはわからないけど)は大手HMに比べて自由度がだいぶ高いです。
外壁、内壁の素材・色・仕上げ、床の材質・仕上げ、建具のタイプ・素材・デザイン、窓の位置・大きさ・数、クローゼットの棚板の段数・高さ・奥行き、階段の段数(高さ)・奥行き、玄関の上がり框の高さ、軒の長さ、雨どいの取り回し……etc.
数え上げればきりがない!構造的・強度的に問題がなければ、ほぼすべてが自由です。
打合せしていくなかで鳥男は「家を建てるにはこんなにも細かいところまで決めていかないとダメなのか!?」と驚いたものです。でもその細かい点1つ1つを決めていくのが楽しいんだよね。こうした細かい点一つ一つを決めていく内に「これは鳥男だけの家だ!」という実感が強くなっていった気がします。
ここまで細かく決められるのは工務店ならではじゃないかな。おかげで鳥男はまだ建ってもいない家にすでに愛着があったりします。
世の中の注文住宅を建てた人の中で、自宅の玄関の上がり框の高さを答えられる人がいったい何人ぐらいいるでしょうか?鳥男は即答できますよ(笑)
ということで、そんな鳥男たちの決めたあれやこれやをご紹介しようというわけです。今日はまず吹き抜けについて。
●位置、広さ
まず位置と広さですが、これは2階の間取りでほぼ決まってきますね。鳥男たちの場合吹き抜けの広さは4.5帖。リビングの南側が抜けています。リビング南面の壁には1階に掃き出し窓。2階にはFIX+両側縦すべり出しの3連窓を設置する予定。リビングが一番日当たりのいい場所となります。
●天井
次に鳥男たちが悩んだのが、天井です。勾配天井にするか、普通の天井にするか。リビング吹き抜けを採用している家って勾配天井が多い気がしませんか?1階リビングから2階天井が見える構造だから、“見せる”天井にしたい人が多いのかな?
鳥男たちの家の屋根は切妻屋根。天井は板張りにする予定なので“見せる”天井にするにはもってこいです。というわけで鳥男も最初は勾配天井にしようかと考えていたのですが……結局やめにしました。
おもな理由は以下のとおり。
- 天井面積が増えるので、板張り、断熱材などの費用が増える
- 空間が広くなるので、冷暖房効率が落ちる
- 天井が高くなるので、照明がペンダントになる(繰り返しになりますが、鳥男たちはペンダント照明があまり好きではないのです)
●柵の形状
吹き抜けは2階の通路部分に面しており、落下防止のために 柵 or 腰壁が必要となります。その柵についてもいろいろと決めなくてはなりません。
①柵の高さ
あまり低いと危ないし、あまり高いとせっかくの開放感が損なわれる。鳥男たちはくみきさんのアドバイスもあって高さ100cmにしました。
②柵or腰壁?
鳥男たちは当初は柵で検討していたんだけど、最終的には「低めの腰壁+上部に柵(手摺)」といった形に落ち着きました。
③材質
腰壁の場合は回りの壁に合わせることになると思います。柵の場合は金属柵か木製柵かを決めなくてはいけません。他にもアクリルやガラスのパネルが張られたものなんかもありますね。
どれにするかは好みだと思うけど、金属製の柵は細くできるので、桟(さん)の間隔を粗めにしたシンプルな開放感重視の柵が多いような気がします。木製の場合はややインテリア寄りの印象かな。鳥男たちの好みはもちろん木製です。
④桟の形状
桟の方向(縦か横か)と間隔(狭い・広い)でだいぶ印象が変わってきます。鳥男たちが心配したのが、横桟にした場合は絶対子供がよじ登るだろうなぁということ。
あと鳥男嫁は「横だとホコリが積もって掃除が面倒くさそう」とも言ってました。でもデザイン的には横桟の方が好みです。というわけで、鳥男たちは柵はやめにして前述の通り「低めの腰壁+上部に柵(手摺)」にしました。
最終的にはこんな感じになりました。
●その他
①シーリングファン
吹き抜け天井にシーリングファンがついているお宅は多いですが、鳥男たちはシーリングファンをつける予定はありません。床暖房なのでなくても問題ないと思うし、電化製品はいつか絶対壊れるのでメンテナンス性の悪いところにはなるべく取り付けたくないのです。
②キャットウォーク
吹き抜けに面した2階の窓を開閉するために、くみきさんの提案でキャットウォークを設置することにしました。通路幅は約60cm。
電動やハンドル方式を使えばキャットウォークなしでも開閉はできるけど……結局、掃除ができないんだよねぇ。というわけで鳥男邸はキャットウォークを採用です。
どうでしたでしょうか。吹き抜けについてはこんな感じです。
次回は鳥男邸の和室について紹介したいと思います。
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