鳥男邸の照明プラン紹介。前回のリビング吹き抜け編に続いて、今回はキッチン&リビング土間編です。さっそくキッチンの照明プランから紹介していきます。
キッチン照明
鳥男邸のキッチンの広さは約5帖。I型の対面式キッチンです。
プランニングをする上で気になったのが、
①ダウンライト照明にするか、ペンダント照明にするか?
②照明の色をどうするか?
ということ。
キッチンは調理をする場所、つまり作業場です。作業をする場所の照明には、一般に手元を明るく照らしてくれることが求められます。キッチンは包丁によるカットや洗いものなど手先をつかった作業が多いのでなおさら。
また、食材本来の色をはっきり確認できるほうがよいとされます。物の自然な色を確認したい場合は電球色(オレンジ色/2700K)より昼白色(白色/5000K)の方が向いています。
だからキッチンには手元をより明るく照らすためにペンダント照明を採用する例が多いし、照明の色も昼白色が好まれる傾向にあるのですが……
困ったことにどちらも鳥男たちの好みではないのです。う~む。繰り返しになるけど、鳥男たちはペンダント照明が好きじゃないし、家全体の照明も電球色で統一したい。
もちろん、ペンダントではなくダウンライトのみのキッチンも多いし、照明だって電球色を採用したキッチンはいくらでもあります。問題は鳥男たちがそれを経験したことがないということ。経験したことがないので、
「ダウンライトでも十分明るい」
「電球色でも全然問題ない」
といった判断ができないのです。
思い起こせば、鳥男はこれまでの人生全て昼白色の蛍光灯の下で暮らしてきました。
小さい頃から昼白色の明かりでくらしてきたせいか、鳥男の中では照明=昼白色であって電球色の明かりの中で生活している姿が想像できなかったんだよねぇ。だから一人暮らしを始めてからも当然のように明かりは昼白色だったし、今のアパートも昼白色の蛍光灯。
でも電球色の明かりもいいなぁっていう想いはずっとあったのです。未知の世界への憧れ、とでも言いましょうか。「今はまだ自分には縁のない明かりだけど、いつか電球色の似合う男になってみせるぜ!」みたいな?(笑)
今回家づくりを始めて、無垢床・塗り壁の家にすると決めたときから照明は温かみのある電球色というのが鳥男の中では規定路線でした。でも情緒よりも実用性を重視したい鳥男としては、使い易さを犠牲にしてまで電球色を選択することはできないのです(涙)
情緒と実用性の狭間で苦悩する鳥男。
そんなときにコイズミ照明のショールームに差した文字通り一筋の光。
アドバイザーさんの「ダウンライトでも手元は十分明るいですよ」の声に後押しされ、自分たちでも体感してダウンライトで行くことに決定!
さらに電球色と昼白色の中間にあたる温白色(3500K)との邂逅。
試す鳥男。
無難な選択。
電球色との訣別。
鳥男嫁のGOサイン
……艱難辛苦、紆余曲折を経て(ウソです。すんなり決まりました)、鳥男たちのキッチンの照明プランは以下のようになりました。
なんのことはないダウンライト5つのシンプルな案です。手元を照らす流し上の照明2つだけを温白色としました。電球色の3つと温白色の2つはそれぞれ独立してON/OFFできるようにします。
コイズミ照明さんによればこの温白色(中間色)、食材を美味しく見せる効果もあるんだとか!
余談ですが、新聞など黒文字にはメリハリのある白い光(5000K)がイイみたいです。電球色にこだわる鳥男たちも子供部屋だけは昼白色。しっかり勉強するのだぞ!わが娘たちよ!
リビング土間
鳥男たちはリビングのすぐ横に5帖の土間スペースを造る予定です。
バイクのメンテナンスやDIYに使ったり、農作業や雪遊びで汚れた体で出入りしたり……と考えています。基本的には作業場として使うつもりなので、明かりは昼白色が望ましい。
でもリビングとは仕切りもないひとつなぎの空間なのでここだけ昼白色というのも何か浮いちゃいそう。そこで辿り着いた答えが、折衷案の温白色……ではなく調色可能な照明でした。
調色可能な照明とはリモコン一つで昼白色~電球色へと色を変更可能な照明。お値段は少々上がりますが、リビング土間にはこの調色タイプのシーリングライトを……と考えています。
デザインについては暫定ですが、このような調光調色タイプを採用予定。この照明器具の場合、2700K~6500Kまで調整可能。
キッチンとリビング土間の照明プランについてはこんな感じです。
次回は屋外照明(玄関ポーチ、ウッドデッキ)と各種センサー付き照明について書きたいと思います。
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