鳥男たちは「2階トイレなし」で考えています。以前そのことについては力説しました。
2階にトイレはいらない!
が、ここにきて雲行きが変わりつつあります。そのきっかけは照明プランでした。
照明のプランニングをほぼ終え、スイッチの配置について検討し始めたとき鳥男はあることに気付きます。
「トイレは1階にしかないから、夜トイレに行きたくなったときのためにトイレまでの照明動線(という言葉があるのかは知りませんが)を考えねば!」
というわけで寝室からトイレに行くまでの動きをシミュレートしてみることにしました。
鳥男邸のトイレは元々階段を下りてすぐのところを予定していたんだけど、打合せを進めるうちにどんどん間取りが変わっていって……現在の案ではトイレはリビング脇のちょっと奥まったところにあって、階段からはリビングを横切って移動する必要があります。
ということで2階の寝室(or子供部屋)からトイレにいくまでは、
部屋を出て廊下を移動 - 廊下の明かりを点ける
↓
階段を下りる - 階段の明かりを点ける
↓
リビングを通過 - リビングの明かりを点ける
↓
リビング脇のちょっとした通路を奥へ - 通路の明かりを点ける
↓
トイレに到着 - トイレ照明はセンサ式
なんと、トイレに行くまでに4箇所も明かりを点けたり消したりしないといけないorz
距離的にはたいしたことないんだけど、複数の照明区画にまたがっているのでこんな結果に。2階トイレの必要性を検討したときは頻度と距離しか考えておらず、照明のことなんて頭になかったので盲点でした。夜トイレに行くたびに4回も電気をパチパチやらなきゃいけないのはさすがに面倒くさい……よね?
それならばフットライト(前回記事参照)を付けてみたらいいのでは?とも思ったんだけど、トイレに行くまでの経路すべてにフットライトを取り付ける費用を考えたら、安い便器くらいは買えそう。う~ん、これは……。
ただまぁこれだけだったら鳥男も「そんなに頻繁に夜トイレに行くわけじゃなし、ちょっとくらい我慢するか」と思っていたかもしれません。しかし運良く(悪く?)鳥男邸の2階廊下部分にはちょうど広さ1帖の物置スペースがあったのです。
2階の各部屋にはそれぞれクローゼットがあるのでこの通路部分の物置は予備の収納場所。つまり絶対に必要なわけではないし、ここをトイレにすれば……間取りを一切変更することなく2階にトイレを設置することが可能!!
ここにきて鳥男の気持ちが揺らいできました。
「確かに2階にトイレがなくても問題ないけど、あれば便利なのは間違いない」
「どうしても不便なら後からリフォームという手もあるけど、新築の際に一緒にやっておいた方が工事は安い」
「便器もウォシュレットは必要ないし、安いのを選べばそこまで金額がかからないのでは?」
さらに鳥男を後押ししたのはいつかどこかでみたこんな記事。
“2階にトイレを設置するメリットの一つとして、2階まで水道の配管がされているというのがあります。将来的に2階で水を使いたくなった場合、配管が2階まで来ているかどうかでリフォーム費用は大きく変わってきます。2階にトイレを設置しない場合でも配管だけは2階までひいておいてもらうのがオススメです。”
この記事を読んだ当時鳥男はなるほどと思ったものでした。結局うやむやになっていたんだけど、2階トイレを再検討するなかで再燃。でもそこまでするならもう2階にトイレ設置しちゃったほうが早くない?
鳥男嫁にも相談したところ「そうかもね~」との軽いお返事。
うん、別にどうでもよさそう。鳥男嫁は鋼鉄製の四次元膀胱を持っているので夜中にトイレに行ったりしません。所詮他人事なのです。お腹の弱い鳥男はこんなに真剣に悩んでいるというに!!
いろいろと悩んだ挙句、鳥男は当初のプランを変更し2階にトイレを設置することに決めました。もし最終見積が予算的に厳しければ、そのときに削除を考えればいいや。
これで将来娘たちに、
「お父さんの後は臭いから入りたくない!」と言われても
「じゃあ2階のトイレにいけばいいじゃないか」と返すことができます。
そんな日が来ないことを祈ります。
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