2016年9月9日金曜日

LIXILのショールームへ行く!① キッチン編

LIXILカタログ

こんにちは、鳥男(とりお)です。

ショールーム巡り、TOCLAS、TOTOと続いて次は
LIXIL(リクシル)です。

LIXILはTOSTEM(サッシなど)サンウェーブ(キッチン)INAX(トイレ、バスなど)が吸収合併されてできた会社。吸収合併された後も各ブランド名は使用されています。

LIXILの松本ショールームはTOTOショールームの目と鼻の先。
ショールームでは例によってアンケートの記入をして、まず最初はキッチンを見せてもらいました。


LIXILのキッチンラインナップは何種類かありますが、新築の場合上級ラインのリシェルか、その下のアレスタを検討する人がほとんどではないでしょうか。鳥男はアレスタを中心に見せてもらいました。

ちなみにフォレストコーポレーションやサンプロ、アルプスピアホームの標準仕様キッチンでLIXILを選択した場合はASという商品になります。

これはハウスメーカー向けの専用仕様で、基本的にはアレスタをベースにしてハウスメーカー毎に独自のオプションを設定したもの。TOTOのCJと同じですね。ハウスメーカー毎に仕様が異なるので、同じASでもA社とB社では内容が変わります。その辺はハウスメーカーかLIXILに確認してください。


さて、LIXILのキッチンですが、鳥男にはあまり突出した特長が無いように感じられました。以前の記事(住宅設備のショールームへ行こう! その②)で書いたとおりザ・無難というのがLIXILのキッチンに対する鳥男の印象です。

まぁ無難というのは「難が無い」わけだから、決して悪くは無いんだけどね。

LIXILのキッチンのセールスポイントは、

  • ひろびろシンク
  • ひろまるコンロ
  • よごれんフード
  • くるりん排水口

などですが、

  • TOCLASの人造大理石
  • TOTOの水ほうき水栓&すべり台シンク
  • タカラスタンダードのホーロー

など、それぞれ特徴のある他社に比べるとちょっとセールスポイントが弱いかな?って感じ。

ただ(鳥男はLIXILで見積りをとっていないので正確なところは分かりませんが)、内容の割にお手ごろ価格でコストパフォーマンスがいいという意見もあるみたいです。ハウスメーカーの標準仕様としての採用が多いのも、その辺りに理由があるのかもしれませんね。


さて、では順番に特徴を見ていきましょう。


ひろびろシンク
LIXIL ひろびろシンク
その名の通りひろびろとしたシンクです。通常のシンク幅は76.8cm(ステンレスシンクは76.0cm)ですが、オプションにより91.8cm(同94.0cm)のひろびろシンクが選択可能(差額+25,000円)。

調理スペースの広さはそのままでシンクだけが拡大されているので、作業場が狭くなるわけではなし。価格差もそこまで大きなものではないのではないし、LIXILのキッチンにするのであれば採用しない手はないと思います。



ひろまるコンロ
LIXIL ひろまるコンロ
バーナー間隔を広く取ったことで、三口同時使用でもストレスがないように考えられたガスコンロ。カラーも複数色から選べます。
ただ、IHヒーターを採用したい鳥男たちにとっては関係のない話……。


よごれんフード
LIXIL よごれんフード
ファンの手前に設けられた回転ディスクが特徴。このディスクがフード内部への油分の侵入を防ぐため、シロッコファンの手入れは不要。
掃除が必要なのは回転ディスクとオイルトレー、整流板の3点。

ちなみにTOTOのゼロフィルターフードecoの場合はどうかというと、
TOTO ゼロフィルターフードECO
写真の通りシロッコファンとオイルトレー、整流板の3点。
LIXILとは回転ディスクかシロッコファンかの違いですね。まぁシロッコファンよりは回転ディスクの方が掃除しやすそうではありますね。

ただ、とにかくお手入れ簡単なレンジフードというのであればTOCLASのサイクロンフードⅢ(小型のステンレス製フィルター1点のみ)か、クリナップの洗エールレンジフード(自動洗浄。ボタンを押すだけ)の方が一枚上手かもしれません。


くるりん排水口
LIXIL くるりん排水口
水道水の流れを利用してフィンを回し、うず水流をつくります。その水流が排水口全体に広がって汚れを洗浄してくれるというもの。

お風呂や洗面台によくある、水流の力でゴミをまとめてくれるものとは異なり、うずの力で排水口の汚れを抑制・洗浄してくれるというのが特徴
くるりん排水口の効果

これはいいんじゃないですか?

排水口の掃除しやすさに執念を燃やす鳥男嫁なら一も二もなく飛び付くに違いない!と思ったんだけど、意外なことに

「継ぎ目やすき間がなくて、手が入るなら、別にくるりんじゃなくてもいいよ」とのこと。

つまり、掃除しやすくて汚れがつきにくい形状なら、掃除自体は簡単に済むから(そして掃除すること自体は別に嫌じゃないから)自動で洗浄してくれなくてもいいらしい。
う~ん、女心はよく分からん……


逆に鳥男と鳥男嫁が気になった点を1つ。
それは水栓の形状

LIXILの場合いくつか種類はありますが、基本的にグースネックか、
LIXIL ハンズフリー水栓

もしくはこのような形の水栓のどちらかになります。
LIXIL オールインワン浄水栓
うーん、どっちもちょっとゴツイというか存在感ありすぎかなぁ。
まぁこれは完全に好みの問題なんだけど、TOTOの水栓のようなスリムな形状の方が鳥男たちの好みなんだよねぇ。
TOTO タッチスイッチ水ほうき水栓LF


とまぁLIXILのキッチンはこんな感じ。
どうしてもTOTOとの比較になるんだけど、鳥男たちの判断としては全体的にTOTOの方がいいかなぁ。なんだか、あと一歩決め手に欠けるんだよねぇ。

「悪くはないんだけど……」
というのが、鳥男のLIXILキッチン評を端的に表してると思います。


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