今回の宿泊体験のメインは薪ストーブの使い心地を確認すること。チェックポイントとしては、
①着火の手間(所要時間や面倒臭さ)
②着火から暖かくなるまでのタイムラグはどのくらいか?
③薪の投入頻度、消費量はどのくらいか?
④明け方の寒さはどうか?(寝る前に大きめの薪を2,3本投入しておけば、朝までほんのり暖かいというのは本当か?)
⑤火の美しさは鳥男を魅了するのか?(薪ストーブユーザーはゆらめく火を見ながら一杯やるのが至高だと聞くけどどうだろうか?)
①③については前回書きました。今回は残りの項目について。
まずは⑤火の美しさは鳥男を魅了するのか?
夜も更けてきました。子供も寝たし、夜はあまり車通りもないのでとても静かです。灯りを落として、ぼんやりと薪ストーブの火を眺めてみました。
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なんだか時間がとてもゆっくり流れていきます。悪くないなぁ。
でもこれは薪ストーブによるものなのかな?照明や展示場という生活感を感じさせない家の与える効果も大きいかも。実際に自分の建てた家でこんな空間を実現することはできるのだろうか?現実感が湧かなくてあんまり想像できません。
確かに炎は美しかったし、薪の燃える音もよかったけど、期待を大きく上回るほどではなかった……かな。
さて、残るは2項目
④明け方の寒さはどうか?(寝る前に大きめの薪を2,3本投入しておけば、朝までほんのり暖かいというのは本当か?)を確認するために薪を投入して就寝です。
~翌朝~
薪ストーブの中の薪はすっかり灰になっていました。気になる室温の方はどうだったかというと……確かに「寒い!」ということはないです。肌寒いくらい?
ただこの日は12月にしてはとても暖かい日だったのでその辺は考慮した方がよさそう。もっと寒い日だったら布団から出るのがちょっと大変かもね。でも無垢床のおかげで足もそこまで冷たくないし(今住んでるアパートでは寝起きに素足で歩くなんて考えられない)、許容範囲内といったところです。
最後に②着火から暖かくなるまでのタイムラグを確認。
薪ストーブは着火してすぐに部屋が暖かくなるわけではありません。だから朝の通勤・通学前だけピンポイントで石油ファンヒーターを併用してる人も結構いるみたい。
昨日教えられたとおりに薪を投入して着火。燠(おき)を作って、はいおしまい。となるはずだったんだけど、なんだか一向に温度が上がらない。空気の量を調整しながら様子を見てたんだけど、結局1時間くらいやってもあんまり暖かくなりませんでした。
後から教えてもらったんだけど、どうやらこれは最初に薪をケチったのがいけなかったみたい。着火時はストーブ自体の温度も低いので、最初はガンガン焚いて炉内温度を上げてやらないと燃焼効率が上がっていかないようです。
いやぁでも薪をガンガン燃やすなんて、なんかもったいなくて不必要な自制心が働いてしまう(笑)
さて、これでフォレストの宿泊体験は終わり。
今回は薪ストーブのことしか書いてないので、次回でその他の面も含めて総括したいと思います。
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