今日は鳥男が思う工務店の魅力について書きたいと思います。これを読んで、皆さんにもぜひ食わず嫌いをせず工務店に行ってもらいたいなぁ。
工務店の魅力は価格が安いのもそうですが、とにかく自由度が高いこと!
鳥男はリビングに土間スペースをつくりたいと考えています。
大型バイクを出入りさせるために土間には大きな掃き出し窓が必要になるんだけど、これが大手HMでは難しかった。
この窓に求められるのは、断熱性能、大きな開口。バイクを通過させるのでレールの耐荷重、そして段差がないこと。
一条のi-smartではこれを満たすサッシがないので土間の実現自体が困難でした。他のビルダーでも土間やガレージ向けのサッシはあるもののそれはサッシというよりは玄関扉に近いもので、リビングに設置するにはイマイチ。
ところが鳥男が相談に行ったくみきハウスでは
「木枠の造作ペアサッシを作ります」
ということであっさり解決。この辺の柔軟さは工務店ならではじゃないかなぁ。
ハウスメーカーに「それはちょっと難しいですね」と言われていても工務店に聞いたらあっさりOKなんてこともあるかもしれませんよ?
それから打合せ相手が会社のトップ(もしくはそれに準ずる存在)であることも鳥男的には大きな魅力です。地場工務店の場合は打ち合わせ窓口が社長というのはよくあります。実はこれ、とても大きなメリットじゃないかな。
大手HMの場合は分業化が進んでいるので、施主の打ち合わせ相手は営業ですが、実際に図面を描くのは設計士、工事を仕切るのは現場監督、工事をするのは大工ですよね。
営業担当者が有能な場合は問題ありません。他部署との関係もよく、スムーズな家づくりができることでしょう。
ただしそうではない場合。施主のイメージが正しく設計士や現場に伝わらなかったり、営業と現場で意見が食い違ったりと、トラブルが発生することも……。営業担当者が有能かどうかは運次第。営業担当者の能力不足のせいで施主が無駄な労力を使うなんてのはイヤだよねぇ。
その点工務店の打合せ相手は社のトップ。
鳥男の私見ですが、中小企業の社長というのは営業・知識・技術すべてにおいて社内で最も優秀な人物であることが多いです。
だから大手で例えるなら、一番優秀で、さらに設計や現場に最も影響力のある人物が営業担当になるということ。どうです?頼もしいでしょ?
ただしセールストークは苦手な社長も多いのでぶっきらぼうな印象を受けることもあるかも。そこは目をつぶってあげましょう(笑)
さらにもう一点。鳥男が魅力的に感じるのは、施主と造り手の距離が近いこと。家づくりに限らず全てのモノ造りに言えることだけど、ユーザーの顔が見えることは造り手にとって大きなモチベーションになります。
見ず知らずの●●さんの家を造るより、一緒に打ち合わせを進めてきた○○さんの家を造るほうが気持ちが入るのが人情ってものだよね。もちろんプロですからそんなことで手を抜いたりはしないと信じてますが、やっぱり多少は違うんじゃないかなぁ。いずれにしても同じ仕事をするなら気持ちよく仕事をしてもらいたいものです。
工務店にはハウスメーカーのような営業ノルマがないからか、急かされるれることもありませんでした。
一条やフォレストでは少なからず「早く契約したい圧」みたいなのを営業から感じたんだけど、工務店ではそれが皆無。まぁそれは鳥男が行った工務店だけかもしれないけどね。
ある工務店で聞いた話だと最初の打ち合わせから着工まで5年もかかった施主もいたんだとか!
さすがに5年は長すぎだけど、このように信頼関係をじっくり時間をかけて築くのにも工務店は向いてます。担当者が転勤なんてこともないしね!
数ある工務店には悪徳業者のようなところもあるのは事実。でもそういったところはじっくり話をしていけば見抜くことは可能だと鳥男は思います。
くれぐれも焦って契約することだけは避けましょうね。
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