一般的な戸建住宅は、平屋か2階建てのどちらかですよね。
都市部や住宅密集地では3階建てもあるでしょうが、ここは長野県です。3階建て?なにそれおいしいの?
鳥男は吹き抜け希望なので2階建てになるんだけど、そこは「何事も検討」がモットーの鳥男。平屋も一応検討しました。
平屋のメリットはまずバリアフリーということ。全て同じフロアで済むので階段の昇り降りも必要ありません。つまり高齢者や小さい子供には優しいってことですね。
また、階段が不要なのでその分広くつかえます。トイレも1つで済むし。
一方デメリットは2階建てに比べて割高になること。同じ延床面積なら、基礎や屋根が広い分平屋の方が割高になります。
う~ん、何かメリットが弱いよね?あんまり魅力を感じません。
という訳で、平屋は早々に却下。
で、本題はここから。
2階建ては大きく2つに分けられます。「総2階」か「それ以外」か。
総2階の家のほうがコスト的にはメリットがあります。屋根や外壁の工事が少なくて済むからね。
なのでコスト削減を考える場合はまず総2階にすることを考えるのですが……問題になるのが間取りです。
ほとんどの家は1階にLDK+風呂洗面&1~2部屋。2階には寝室+子供部屋って感じじゃないかな?
そうするとどうしても1階が広くなる。
総2階にするにはLDKを削るか、寝室や子供部屋を必要以上に広くするか・・・。
そこで使えるのが吹き抜け。吹き抜けを設ければ床面積を増やすことなく総2階にすることが可能です。施工に費用はかかりますが、2階の部屋を大きくするよりずっとお得。
昨日言いたかったのはこれです。吹き抜けの工事費をメリットとするかデメリットとするかは考え方次第ってことです。
吹き抜け以外だと風呂や洗面を2階に持ってくるのもよく使われる手ですね。予算オーバーでお悩みの人は一度検討してみては?
といいつつ、鳥男が計画中の家は総2階ではありません。
理由は外壁の保護。鳥男は外壁を板張り&塗り壁の組合せで考えているので、なるべく濡らしたくない。
塗り壁が濡れて変なシミになったらイヤだし、板壁も傷むだろうしねぇ。タイルやサイディングなんかだと雨が自動的に汚れを洗い流してくれるセルフクリーニング機能のものがあるんだけど。
下屋を設けることで屋根が2段階になるため、壁が濡れるのを抑えることができるかなと期待してます。外壁塗り壁で検討中の方はそんなことも考えてみるといいかもしれませんね。
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