2016年3月6日日曜日

一条工務店③~床暖房を考える

一条工務店、完成宅見学会の後編です。

前回はなんだか悪いことばっかり書いちゃいましたね。今回はよかったところを。

よかったところはなんといっても床暖房。
i-smartでは全館床暖房が標準でついています。方式はヒートポンプ式の温水床暖房。

床暖房初体験の鳥男。見学前から楽しみにしてたのですが、
その快適さは想像以上!




床暖房って足元あったかだと鳥男は思っていたのだけど、そうじゃないんだね。足元だけを温めるホットカーペットなんかとは全然違って、足元…というか床から部屋全体を暖めるのが床暖房のようです。

だから部屋に入った瞬間は床を歩いても足が全然温かくなくて「これ本当にONになってるの?」と思ったぐらい。ところがしばらく部屋にいるうちに体全体がポカポカ。特に熱源を感じないのに暖かいというのは不思議な感覚です。

だから床暖房の表現として適当なのは「暖かい」というより「寒くない」だね。きっと。
家中どこにいても、裸足でうろうろしても「寒くない」。これは快適です。


ただし床暖房を導入すればどの家でもこうなるかというとそうではありません。
家の断熱がしっかりしてなければダメだし、床面積のほぼ全面に敷設しないと効果は薄いそう。だから一条は全館床暖房にこだわるんですね。

後に、くみきハウスで話を聞いたときも社長が同じことをおっしゃってました。
「床暖房を設置するなら、玄関や廊下まで全部入れないとだめだよ」と。

リフォームなんかでキッチンだけ床暖を入れたりしますが、あれはあくまで補助暖房として。
メインで床暖房を使用しようとしたばあいは全面設置が基本と考えたほうがいいみたいです。


また、一条工務店ならではの床暖のポイントとして「壁際ぎりぎりまで冷たくない」というのがあります。通常の床暖房は施工の都合上壁から1m程度は床暖房の効果が薄い部分ができてしまうそうですが、一条の場合は自社の工夫でそこを解決したのだとか。

さらにエアコンのように温風が吹き出さないというのもメリットですね。鳥男夫婦のようにエアコンの風があまり好きでない人、結構いるんじゃないかな。音もしません。


そして鳥男が床暖房に魅かれた一番のポイントは、吹き抜けとの相性がいい!ということ。エアコンなどの温風式暖房の場合、温かい空気は上に行くので吹き抜けがあると暖房効率はどうしても悪くなってしまいます。
その点床暖房なら床からの熱なので吹き抜けがあってもロスは少なくて済みます。

う~ん。いいなぁ。床暖房!

ただ、デメリットがないわけではありません。
①電気代がかかること
②無垢床と相性がよくない(フローリングが暴れる?)

①はともかく②は無垢床が絶対条件の鳥男には看過できません。

この見学会は半年程前の出来事で、現在鳥男は無垢床に床暖房を導入することに決定しています。くみきハウスさんと話をして大丈夫だろうと判断(覚悟?)したからです。そのあたりの経緯も順を追って記事にしていくつもりだけど、まだもう少し先になるかな。
記事にしました。↓の記事をどうぞ。
  くみきハウス③~入居宅見学

ひとまず、一条の完成宅見学会はこうして幕を閉じたのでした。


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